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平成28年11月定例会

12月13日に下記について質問いたしました。

クルーズ船対応について→【知事】

客船ターミナル建設にかかる境港管理組合負担金について→【知事】

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森雅幹:(登壇、拍手)

 会派民進党の森雅幹でございます。

 まず、先日の中部地震に被災されました皆様方にお見舞いを申し上げます。
一日も早い復興を願っております。

 私も伊藤議員が発言されましたように、当日、隠岐の島、海士町におりました。
海士町長のお話を聞き、続いて、海士町の図書館のお話を聞いている最中でございました。
大きな揺れを感じ、その感じる前には携帯電話がばんばん鳴って、地震が来るぞということが知らされたのですが、誰ひとり避難する者もいなく、また、海士町の職員も避難してくださいの声もなく、その後、一生懸命鳥取県に電話をかけましたが、電話はつながらないと、そういう状況でありました。
改めて議員として、あるいは一般県民として、地震が起こったときにはどういう行動をとるのかといったことをもう一回考えなきゃいけないなということを反省をした次第であります。

 質問に入ります。

 まず、クルーズ船対応についてであります。

 境港は民主党政権下の平成22年8月に重点港湾に、23年1月にはリサイクルポートの指定、そして、23年11月には国際海上コンテナ、外航クルーズ、原木の日本海側拠点港に指定をされました。
これを受けて、国の直轄事業で外港中野地区国際物流ターミナルが本年度完成をし、そして、次に、竹内の外航クルーズ岸壁整備に取りかかっております。
境港管理組合のポートセールス及び関係者の努力によりまして、年々境港に寄港するクルーズ船が増加をし、2016年度には合計33回、日本人約1万7,200人、外国人約2万2,400人、計約4万人が境港におり立ったところでございます。
ここ3年で目をみはる伸びを示しております。

 クルーズ船なので、宿泊、そして、夕食がない。
そのために、日帰りのバスによりますオプショナルツアーだと考えますが、行き先はどういうコースがあって、島根県に、あるいは鳥取県にその実績はどうなっているのか、伺います。

 インバウンド対策として山陰インバウンド機構を設立いたしましたが、境港管理組合とともに、鳥取県のこのクルーズ客船に対して、鳥取県の観光地だけをプロモートすることはできません。
島根、鳥取の観光コンテンツの知名度は圧倒的に島根県に分があります。
鳥取県、例えば大山であるとか三徳山、このコースへの提案はいつ、誰が、どのようにして行うのか、知事に伺います。

 また、バスは両県内のバスが優先され、足りない数について、中国管内のバスが手配されるはずになっておりますが、県内のバスの手配はいつ、誰が、どのように手配をするのか、伺います。
また、その検証はできているのか、伺います。

 次に、客船ターミナル建設に係る境港管理組合の負担金についてであります。

 竹内南地区貨客船ターミナル整備事業は、国直轄で58億円、客船ターミナル建屋及び周辺整備に35億円、合計93億円が見込まれております。
境港管理組合規約第17条第2項第1号では、工事箇所の属する県が10割負担するとなっております。
したがって、直轄分で交付税措置分を除く実質鳥取県負担が約15億円、ターミナル建屋関係で35億円、合計50億円が丸々鳥取県だけの負担となっております。
クルーズ船乗客の効果を鑑みれば、鳥取、島根折半が私は相当と考えます。
管理組合分賦金について、境港管理組合規約第17条第3項の規定によって、島根県と協議すべきと考えますが、知事の所見を求めます。


平井知事:(登壇)

 森議員からの御質問にお答えを申し上げます。

 冒頭、中部地震へのお見舞いのお言葉もいただきました。
隠岐の島からたまたま船のぐあいもよく、帰っていただいたわけでございますが、やはり地震というのはどこでどういうふうに遭遇するかわからない。
今おっしゃるような避難対策だとか、山陰も例外ではないという思いで、どこであれ、備えるべきものだろうというふうに思います。
隠岐の島の場合は、先般もお話を申し上げましたけれども、LG波といわれるような表面波が届きまして、その表面波による長周期の波動は結構強目のほうだったのです。
だから、海を越えたとしても、そういうような地震の影響というのはやはりあり得るわけであります。
仮に津波というようなことがあれば、それはそういうような備えも要るわけでありましょうし、私どもも今回の地震の教訓というのは新年度、また避難計画、それから、災害対策の地域防災計画に盛り込みながら、遺産として後世へと伝えてまいりたいと思います。

 今回、クルーズ船につきましてお尋ねがございました。

 まず、オプショナルツアーの実績はどうなのか。
また、鳥取県へのオプショナルツアーのコースの提案はどういう形で行うのか。
また、県内バスの手配はどうやっているのかということでございます。

 今回、私ども、このシーズンでは3万9,589名の方が33回、船に乗って来られました。
空前のことであります。
日本海側の本州でいえば、圧倒的に私どもも先進県になってきたわけでございまして、境港管理組合の議員の皆様や、あるいは県議会の皆様の多大な御支援、御協力のおかげだというふうに思います。
こういうようにふえてきて、また、来年は境港が改修をされ、中野岸壁に大型船が係留できるように、今回新設した岸壁でありますけれども、そういう係船設備を今、国の直轄事業のほうで採択してもらいまして、整備が始まりました。
これができれば、春、また、その中野岸壁も大型クルーズ船の係留が可能ということになります。
もちろん全部の船ではないですが、一定の船は係留可能と。
そうなりますと、来年、50回規模で寄港があるだろうということになり、さらに大きな効果が見込まれるようになるわけであります。

 こういう中、オプショナルツアーが、我々、地上で受ける場合の大きな柱になります。
正直申し上げて、こういうふうにクルーズ船が急増してきた当初のころ、我々も働きかけていたのですが、ただ、やはり今おっしゃるように、インパクトのある観光地ということでのツアー造成が旅行会社のほうでなされるわけでありまして、25年ぐらいですと、6割方は島根県、大体3分の2ぐらいですね、島根県に行くというようなパターンだったです。
しかし、実は私自身も直接船会社のほうにお話をさせていただいたり、ランドのオペレーションをされるような、そういう会社の関係者ともお話をさせていただくときに、ぜひ鳥取県にもこういうところがありますからというふうに御紹介を申し上げておりました。
また、民間でもいろんな働きかけもだんだんと功を奏すようになってきまして、現状を申し上げますと、全体のオプショナルツアーの半分が鳥取、島根両県にまたがるツアーになっておりまして、残り2割ちょっとずつが島根県向け、鳥取県向けということになっております。
島根と鳥取の差はもうほとんどなくなってきているところでございます。
これは、来られるツアーのタイプにもよるようです。
実は、足立美術館というのは世界的に有名なのですね。
それは、世界で最も美しい日本庭園だということでございまして、毎年、ランキングトップに出る。
これが、日本を見に来ようという欧米のテーストに合うのだと思います。
また、欧米人の方にとりましては、やはり日本に行ったら、侍、お城という世界でございまして、松江城も大きな観光目的地になるわけであります。
仮に米子城を壊さずに、まきにくべずに置いてもらえれば、今ごろはいい観光地になったのでありましょうけれども、風呂のまきになってしまったという言い伝えもございまして、そういうことで今、残念ながらお城がない。
こればかりはどうしようもないわけでありまして、国宝、松江城に行っていただくということかもしれません。

 しかし、片方で漫画のテースト、まんが王国として本県も対外的に売り出しておりますが、中国系のお客様、こちらが実は今、人数的には圧倒的にふえているわけであります。
この方々は水木しげるロード、さらには青山剛昌先生のところ、そうしたところに行かれるツアーが結構効きまして、今、急速に割合が変わってきていて、鳥取県内向けのほうにも大分足が向くようになってきて、今、大体島根、鳥取両県はイーブンになってきているという状況であります。

 こうしたランドオペレーションについては、どういうふうに働きかけるかでありますが、まず最初は、寄港されるときにやはり向こうの船社のトップが来ます。
そのときに、場合によっては英語を交えながらプロモーションをするわけでありますが、私自身も出かけることはございますし、そういう船社の方に日本の山陰の魅力というのをお知らせするとき、当然ながら鳥取県内も十分に見てもらって、帰っていただきます。
そうして、先方ともお会いしますと、いろいろ感想は聞くのですけれども、非常にいいという御評価は大概いただけます。
それがランドオペレーションのほうにも当然影響してくるということになります。

 また、こういうランドオペレーションを一生懸命やっている、そういう旅行会社もございまして、こうしたところともかねて、クルーズ船が今ほど来ない時期からおつき合いをさせていただいております。
私自身もそういうところに出かけたこともありますが、そういうところでこういうオプショナルがありますよというようなお話は当然させていただきます。

 そういう中で、今、定常的に入ってきておりまして、具体的に、では、どんなバスを組むかということであります。
だから、最近の傾向としては、東京とか大阪、福岡といったところの具体的なオペレーションをする会社のほうに、実は観光施設や旅館のほうなども含めて、直接、結構こういう海外インバウンド観光については働きかけをされています。
我々も外国に行っても、よく出会う、非常に熱心だなと感心しますのは、例えば由志園さんであるとか、足立美術館さんであるとか、やはりそれ相当のプロモーションをされているわけですね。
だから、この辺はやはり鳥取県側も一生懸命やる値打ちはあるだろうと思います。
最近も梨の花温泉郷さんとか、いろんなところに出られるようになっていますし、現に効果もあらわれてきて、先ほどのような島根、鳥取両県の構成割合になってきております。
これからどんどんまだクルーズ客はふえますので、特に来年、50隻を超えてくるかもしれません。
そういう時代に合わせたプロモーションが大事ではないかなと思います。

 また、バスにつきましても、これも試行錯誤を重ねながら、少しずつ定着しつつあります。
最近で大きな船といいますと、オーベション・オブ・ザ・シーズとか、そうした船は118台のバスが必要になります。
そのうち20台、30台ぐらいを除いては、地元のバスで調達をされますが、だんだん慣例的に島根県と鳥取県の幹事のバス会社が差配をするようになりつつございまして、これはこれでいいことではないかなと思います。
入り始めたころ、結構バス集めに苦労されたりして、私どもも働きかけに御協力したこともございますが、最近はだんだんと軌道に乗り始めているように思うところでございます。

 次に、ターミナル建設についての費用負担につきましてお尋ねがございました。
詳細については、県土整備部長のほうからお答えを申し上げたいと思います。

 これは昭和33年8月のことですが、当時の鳥取県の遠藤知事と、それから、島根県の恒松知事と合意事項がございまして、今でも古文書のように文書が残っています。
それは属地主義といわれるものでございます。
この属地主義が一概に悪いとは言えないですね。
全国、実はどこもそうです。
例えて言えば、私どもはたまたま県境のところにありまして、島根、鳥取両県の利用がそれぞれあるところでございますけれども、そうはいっても、荷物でいうと、8割ほど、やはり鳥取県内の事業者さんが占めております。

 わかりやすい話でいえば、例えば神戸港ですね、神戸港は、あれは神戸市がお金を全部負担することになります。
しかし、今、クルーズ船でいえば、大概の方は京都へ行っちゃうわけでありまして、神戸にいるお客さんが少ないものですから、最近、一生懸命有馬観光だとかを売り込んでいるという実情です。
神戸市内でない兵庫県ももちろんありますし、それから、大阪も実は多い。
貨物利用などになりますと、鳥取県も結構神戸利用があるわけでありますけれども、請求書をもらうと、多分うちがびっくりしちゃうということではないかなと思います。
これは、実は県境をまたぎそうなごくごく近いところの港でも全国を通じてそういうルールがとられていまして、これについて運輸省も当時、指導したのだと思います。
運輸省も立ち会い署名をしながら、両県で覚書が結ばれているということであります。
むしろその覚書で大事だったのは、境港管理組合の通常の経費負担を割り勘にするというところでありまして、これは非常に画期的だったのだと当時は思います。
つまり両県にまたがって港湾を管理するという、いわばアメリカのニューヨークなどにあるようなポート・オーソリティーといわれるようなスタイルと。
今、関西でも神戸港や大阪港、堺港など、ポート・オーソリティーつくって、一括して管理したほうがいいではないかという議論がたびたび起こるのですけれども、そういうポートオーソリティーを全国に先駆けて山陰両県がつくったことであります。
そのとき、入り船、出船の数などで考えれば、境港が圧倒的でありましょうけれども、しかし、オペレーションの費用については島根、鳥取両県の割り勘ということになりました。
これも覚書の中に入っているところでございます。
これはつとに言われる問題点でありまして、両県の間でもいろいろと議論もございます。
私は溝口知事と結構率直にお話もさせていただいていまして、インバウンド観光のことでいえば、これは両県の問題なので、一緒にプロモーションしましょうと。
これは米子鬼太郎空港のことも含めてであります。
境港も今、たくさんクルーズ船が入ってくるようになりましたから、そういうことについて両県一緒に振興していきましょうと。
費用経費についても割り勘を考えましょうというようなことも申し上げてきておりまして、その結果として、このたび、むしろ溝口知事のほうが瀬戸内海観光に多分危機感を持たれたのだと思いますが、山陰DMOをやろうと。
私どものほうも渡りに船で乗っかったわけでありますが、そういうお話もやってきました。
この山陰DMOは米子に本部が所在していますが、完全に割り勘になっています。
今後の展開として、ハードについてはいささかちょっと難しいかもしれませんけれども、ただ、ソフト面はやはりこれは山陰両県で協力しなきゃいけないという本質もありますし、費用的にもその辺を考えていただくべきではないかなと思います。

 境港の今後の運用について、もうそろそろ曲がり角に来ている。
それは、従来は細々と貨物船がやってくる港だったわけでありますけれども、今もう年中、クルーズ客船がやってくる。
そうすると、観光の要衝になってくる。
そうなると、境港管理組合で今、みんな引き受けて、港の管理をやっていた状態でいいのかどうか。
むしろ両県の観光サイドがかかわりながら運営していくような、新たな管理運営形態を模索すべきではないだろうかと思います。
そういう中、一つの基本方針としては、両県、観光であれば相身互い、それぞれの負担をある程度同等に得ながら、割り勘的な運営をする。
そんなようなことを次のシステムとして目指すべきではないかなと考えております。


山口県土整備部長:

 それでは、私のほうから、管理組合の分担金について補足の答弁をさせていただきます。

 境港は、明治40年に山陰地方の貨物集積の用地としまして重要港湾の指定を受けております。
そして、その後、山陰の海上輸送の基点として発展したところでございまして、境港管理組合設立までは鳥取県、島根県がそれぞれ港湾設備を整備しておりました。
先ほど知事の御答弁にありましたように、昭和33年の境港管理組合設立時の覚書によりまして、港湾の設備につきましては属地で、それぞれ両県で行うということ。
そして、管理運営については折半にする。
こういった形のものが規約として定められたところでございます。
現在、境港は日本海側の拠点港として、山陰のみならず、西日本にとって重要な役割を担っている港でございます。
そして、その取り扱える貨物量でございますけれども、先ほど知事の答弁にございましたように、その8割以上がもう県内企業によるものでございまして、県内の産業に不可欠なものになっているところでございます。

 また、平成27年度には竹内南地区の貨客船ターミナルが着工されましたけれども、このターミナルにつきましても、完成後につきましては内港RORO船、クルーズ船、フェリーに利用される予定でございまして、また、新ターミナルで扱われる貨物につきましても、現在と同様に、県内企業に多く利用されるものと考えているところでございます。

 一方、議員御指摘のクルーズにつきましては、先ほど知事の御答弁にもありましたように、従来につきましては、島根のほうが優先でございましたけれども、最近につきましては、特に中国系の旅客の増加で、ほぼ同じような数になっているところでございます。
このように、今、境港は鳥取県内の産業振興に大きく寄与したところでございまして、現在のところ、港湾施設に必要となる経費については、これまでどおり属地による負担が妥当と判断しているところでございます。

 なお、クルーズ船の歓迎イベントなど、ソフト面につきましては、先ほど知事の御答弁にありましたように、それぞれ今、2分の1で負担しているところでございまして、今後も、ソフト面につきましては両県の共通事項について協議により負担割合を決定してまいりたいと考えるところでございます。


森雅幹:

 答弁をいただきました。

 米子城で切りかえされるとはちょっと夢にも思っておりませんでしたが、鳥取県と島根県で大きく観光施設の集客力が違うということは、知事もそういうふうに思っているというふうにおっしゃいました。
そこで、先ほど知事の答弁では、現在、半々でと、こういうようなお話、鳥取、島根両方とも半々だというお話なのですが、結局、そのクルーズ船の中でオプショナルツアーというものは、船が運航する何カ月も前にオプショナルツアーをつくって、そのランドオペレーションをする会社がこういったツアーができるということを中国の旅行会社ですかね、そっちのほうに提案をして、それが決定されて、ツアーを売り出した段階でもうオプショナルツアーは決まっていると、こういうことになるわけですけれども、その県内のオプショナルツアーを一生懸命売り込みをしなきゃいけない。
その売り込みをするのは誰がするのかといえば、境港管理組合でもなく、山陰インバウンド機構でもなく、やはり鳥取県だと思うのですよね。
県の観光戦略課が鳥取県に来てほしいということをやはりプロモーションしていく必要が私はあるのだと思うのですよ。
山陰インバウンド機構では、単純に考えれば、鳥取、島根のどっちが売れるかということを考えて、島根のほうが売れるというふうに考えれば、島根を売るわけです。
これについて文句は言えない立場だと思うのですね。
鳥取、島根両方とも、同じように山陰インバウンド機構は扱ってくれなんていうことは言えないと思うのですよ。
そうすると、どうしても鳥取県の側で、観光戦略課の側でそのプロモーションをしていかなければ……。
それが十分にできているというふうには私は思っていないのですよね。
確かに中国船の場合は、ほぼ鳥取県側にも客が来ているということは、私も調査をして、聞きました。
しかしながら、今、中国船も含めて、どんどんどんどんフリーの客がふえている。
オプショナルツアーにも最初から頼んでいないけれども、ただただおりてみて、これからどうしようかという客もふえている。
まず、前段でオプショナルツアーをつくってもらうことが一つ。
2番目には、鳥取県の観光戦略課の側にそれを申し込んでいないフリーの客をどうやって鳥取県側のほうに来てもらうかということをプロモーションしていく役割が、そういった努力がすごく必要ではないかなと私は思うのです。
そこで、こういう話を聞きました。
松江市美保関は成功しているというふうに境港管理組合のほうで聞きました。
美保関のほうでチャーターしたバスを仕立てて、フリーの客をそのバスに乗せて美保関に運んで、そこで食事をしてもらう。
当然そのバスに乗るのにもお金をもらってやっているということでしたが、フリー客に目がけてそういったツアーをつくって提供していく。
山陰インバウンド機構はどうも旅行業を取っていないようですので、また、鳥取県も旅行業を取っていないわけですから、旅行者に働きかけをして、補助金を出す、ないしはそういったことをして、フリー客目当てのツアーをつくって、おりた客に対して私は提供する必要があると思うのですけれども、こういった取り組みについて知事の所見を求めます。


平井知事:(登壇)

 森議員から重ねてお尋ねがございました。

 議員がおっしゃるように、今、大分旅の形が変わってきて、FIT的な個人旅行客が主流になり始めています。
中国はどちらかというと団体志向は強かったのですが、クルーズ船ともなりますと、クルーズ船に乗るのは団体であっても、そこから先は結構ばらばらに動かれるわけであります。
このほか、欧米のお客さんなどもそうでありまして、私どもも何度かクルーズ船を受け入れて、だんだんわかってきたのですが、近い距離のシャトルバスの需要が結構あるところですね。
先ほど美保関のお話をおっしゃいましたが、逆に言えば、私どもは境港の水木しげるロードのほうにシャトル的にバスを出させていただいたりして、この方々が結構町なかを歩かれるほうに回ってくる。
フリーのお客様でございます。
また、あわせて、私も仕掛けはよくわからないのですが、最近のクルーズ船の入庫状況ですね、私どもも、森議員も行かれますけれども、入庫したときに、私どものお祝いに、実は国際的な慣例で、初入庫のときなどはセレモニーをやるプロトコールの礼儀がございまして、そのときに私どもも出ていったりして、議員もごらんになると思うのですけれども、最近入ってくる船のお客さんは、不思議にあの周りを歩いているのですよね。
昭和岸壁の周りを歩いて一体どこに行くのかなと思うような、ぞろぞろ歩いている人たちがおられて、要はバスに乗るお金を惜しんでいるのかもしれませんし、ただおりたからにはちょっと歩いてみようと港を歩かれておられるのかなというふうにも思います。
ああいう方々が、観光の素材として私どもがまだ売り残している部分が多分あると思うのです。
ごく近くに、例えば夢みなとタワーのほうでショッピングをやったこともございますが、何かここに行ってみないかいというような、もっとツアーとして身近で、余り遠くに行くのも面倒くさいというお客さん向けの売り込みはあるのかもしれません。
そんな意味で、美保関が上手に商品化をされたのだと思います。

 私どものほうでは、例えば今、中部の梨の花温泉郷は、これは観光業の資格を取っておられます。
また、今東部も取ろうとされています。
恐らく西部も、いずれDMOが立ち上がってくると取られるのではないかなというふうに期待もいたしております。
こういうところは旅行商品の販売ができます。
また、端的に観光施設などで呼び込みのためにシャトルバスを出しても、それが船社側と話がつけばいいわけでもございます。
いろんな可能性がまだ眠っているというふうに、議員がおっしゃるお話のとおりあるだろうと思いますので、今シーズンは終わりましたので、改めて来シーズンに向けて分析をさせていただき、可能なことにはチャレンジをしてみたいと思います。
また、こういうことに興味を持っておられる施設や、あるいは食べ物屋さんもたくさんあるでしょうから、そうしたところにも検討を、ちょっとこういう例も出しながら呼びかけてみてはどうかと思います。

 最近、実は近在で結構はやるのが大根島なわけです。
何で大根島が外国のそうしたお客さんの受け入れでうまくいっているかというと、やはり食べ物ですね。
ある程度人数のロットを集めて食べてもらえる、しかも食べた前後で日本庭園を歩いてもらえる。
距離的にも境港からそんなに遠くないですし、米子鬼太郎空港に着いても立ち寄り先として都合がいいと。
その辺を上手に生かされてプロモーションされているのではないかなと思います。
本県内にもそういうところはいっぱいありますので、関係先にも呼びかけをさせていただきたいと思います。


森雅幹:

 中国船の話でランドオペレーションをする会社といろんなプロモーションをしていくということで、それは一つで、その後のフリーの客に対してのアプローチをどうするかという話を今させていただきました。

 現在、議長にお許しを得て皆さんのところに資料をお渡ししております。
クルーズ客船の寄港状況を見ていただければと思うのですけれども、外国船だけではなくて、例えばコスタビクトリアというのが、これは何回も実は来ています。
それで、このコスタビクトリアというのは、国内のJTBあるいはエイチ・アイ・エスという会社が国内でこのツアーをつくって募集をして、そしてこうやってやっているクルーズです。
これは日本人が対象ということで、資料に出ているとおり、ほとんどが日本人が乗っている船です。
この船は特にフリーの客が多いということなのです。
特にまたそのオプショナルツアーで行くのは、この日本人の場合はほとんどが島根に行ってしまうということで、いわゆる国内観光であるがゆえに、島根の観光地のエネルギーが強いというか、それに負けてしまっているわけですよね。
そこで、こういった日本人のクルーズ客、これが来年はどうも船がかわるようなのですが、コスタネオロマンチカとかという船にかわって、このコスタネオロマンチカだけで何か30回近く予定があるというようなことも聞いています。
ぜひこの日本人客を狙った商品造成、そしてまた、国内の旅行会社ですので、JTB九州とかエイチ・アイ・エスに対しての働きかけをぜひやっていただきたいと思うわけです。

 そこに前提として、先ほど知事からのお話がありました世界的に有名な足立美術館あるいは松江城、そういったものと比べてどうかといったことはあるのですけれども、やはりこちら側、鳥取県側は、私は大山、そして三徳山だと思うのです。
ちょうど1300年祭ということもあります。
こういった機会にぜひそういったツアーをつくって、船内でのオプショナルツアーにももちろんですけれども、フリーの客に対してもそういったツアーをつくって拾っていく、そういった取り組みが私は必要だと思っています。

 あわせて、例えばバスでめぐるにして、三徳山に行って、みんながみんな登って帰ってくるということにはなかなか難しいと。
そういうふうにするならば、現在、三徳山が見えるところは道路が1カ所あるかないかだと思うのですけれども、ばっちり見えるようなところを、何とか新しく展望スポットとかそういったもの、あるいは撮影スポットとか、新たにつくってでもそういったことをやるべきだと思うのですけれども、ちょうど国立公園満喫プロジェクトで若干なりとも財源の裏付けができるものがあるかもわかりませんが、そういったものを使って、今回のことで新たな写真撮影スポット、そういったものの開拓、新たにつくるということも積極的に考えますけれども、知事の所見はいかがでしょうか。

 これのもとになったのは、富士山の写真で、タイで有名になったらしいのですけれども、新倉山浅間公園というところがあるのだそうですけれども、この名前を聞いてみんなぴんとくる人はほとんどないのです。
富士山と五重の塔が写った写真が撮れる場所ということで、これが国内で知っている人はほとんどいなかったのですけれども、これがタイで有名になってどんどんどんどん人が来るようになったと。
今でも車で行くのは非常に大変なところらしくて、細い道をくねくね曲がったところを行くらしいのですけれども、そこに人が押し寄せていると。

 そういったところが、この三徳山でできないだろうか。
例えばあれは投入堂ですから、こうやって投げたらあそこに入ったということなので、こう投げるところで写真が撮れるとかですね。
ちょっと投入堂の模型をつくっておいて、こう投げる格好ができるというような、そういうものでもつくって、みんなが写真が撮れるスポットでもつくっていく、そういったことが今回できるのではないかと思うのですけれども、いかがでしょうか。


平井知事:(登壇)

 森議員から重ねてお尋ねがございました。

 そうした今後の観光振興についてでありますが、詳細は観光交流局長のほうからお答えを申し上げたいと思いますが、ちょうど今、大山国立公園の外国人受け入れのためのアクションプランをつくっているところでありまして、例えば美保湾から展望して大山をきれいに拝めるところ、そういうところの整備をするなど、今計画もつくっております。
三徳山であれば、今、残念ながら入山ができない、お社まで、あの本堂のところまでしか上がれませんけれども、逆に先般、なぜかこの時期にちょうど重なったのですが、被災間もないときに三徳山の向かい側の林道が開通をしたのです。
その向かい側の林道のところは、長年かかった事業なのですけれども県の事業でつくっていまして、こちらのほうも、どちらかというと眺望という面では観光道路になり得るところということでございました。
そんなようなことなど、地元ともよく相談して写真のスポットなどを考えてみてもいいのではないかなと思います。

 今はもうInstagramとか、それからYou Tubeだとか、そうした時代でございまして、いい写真が撮れるとなると、そこにまたお客さんが来るわけであります。
見たい人もあり、またそこで自分も写真を撮りたいという人、動画を撮りたいという人もやってくるのだと思います。
最近の例でいいますと、ウイル・チョーさんという香港の星空の観点で非常に有名な写真家、若い方ですけれども、私もお会いさせていただきました。
大変人気があるのです。
それで香港航空の香港便ができるときに、鳥取は星がきれいだということで、県内で星空の写真を撮って帰られました。
わずかな期間ですけれども、もう既に16万回ぐらい動画が再生されているそうでありまして、鳥取で星を見ようということになれば、こういうのは大変に大きな観光インパクトがあると思います。

 また、私もちょっと最近まで知らなかったのですけれども、旧西伯ですか、南部町の原のところに小原神社というのがあります。
西伯病院の西のほうになるのですけれども、そちらのところにお社の社叢というか、森がこんもりあるのです。
これを、大山王国とかあるいはバーガーフェスタを一生懸命やっている柄木さんという写真家がいらっしゃいます。
柄木さんがナショナルジオグラフィックという非常に有名で権威のあるサイトに投稿した写真に、その小原神社の写真があります。
ちょうど雪の日に小原神社のところを撮った写真なのですけれども、これが、その周りが田園地帯の中にぽんと社叢があるのですね。
この森が何かブロッコリーのようだと。
ブロッコリーの森と言われてみたり、また、これは見た感じもジブリのトトロの森に似ている。
それがまた台湾のほうではやったみたいでありまして、最近その台湾のお客様が来られるようになっている。

 ですから、議員がおっしゃるように、きれいな写真が撮れるところというのは、これは結構値打ちがあることでありまして、そうした観点でも観光の振興にもつながるというふうに考えております。


吉村観光交流局長:

 では、補足の御答弁をさせていただきます。

 森議員から御指摘のありましたコスタは、御存じのように基本的に日本人がほぼ乗っていらっしゃいます。
コスタが1,500人ぐらいの船なのですが、日本人のクルーズの場合は、団体のバスに乗られる方はバスが5台とか、バスで団体ツアーされる方のほうが少数でございます。
そういった方が、コスタの場合は岸壁から境港の駅まで有料のシャトルバスを、今回10回ですけれども走らせております。
それの終着点の境港駅で美保関行きのバスをしつらえてということを今回されたというふうにお聞きしています。
確かにそういうところは商機が転がっているわけでございまして、そういったことは私どももいろんな関係者の方と御相談をしていかないといけないなというふうに思っております。

 コスタのランド社、旅行会社は国内の会社でございますので、これは引き続きセールスを仕掛けていかないとと思っておりますけれども、実はことしのコスタも、水木しげるロードであったり倉吉を往復するオプショナルツアーコースを設けました。
倉吉においでいただいて白壁土蔵群を見ていただいて、昼食はクーポンをお渡しするので加盟しているところでお好きなところでどうぞというようなことをして、これは二百数十人の集客をしたところでございますので、コスタの場合も、一方的に島根県に流れているわけではないのはちょっと御承知をいただければと思います。

 写真の関係でございます。
知事が御紹介しました南部町の神社以外に、実はいろいろ皆さんが撮影をされていらっしゃいまして、地元であれば有名なのですけれども、例えば大野池の逆さ大山でございますとか、植田美術館から見る大山でございますとか、あとは鍵掛峠とか江府町のカヤぶきの大山は当然有名なのですけれども、あと日野町の明地峠から見る雲海の大山とか、大山だけでもいろんなポジションがございます。

 そういったものを私はもうちょっと上手にセールスをさせていただいて、個人の方であれば当然撮影が好きな国の方もいらっしゃいます。
中国の方も撮影は比較的お好きですし、そういったことで余り経費がかからないところであれば皆さん行かれるということもお聞きしていますので、そこは、いらっしゃる国に合ったセールス、神社仏閣が好きな欧米の方もあれば、中国の方は比較的低コストで、ただいい写真が撮れて楽しいところと、いろいろニーズが今大分わかってまいりましたので、そういったことを踏まえて、オプショナルツアーであったり観光地の魅力をPRしていくことが大事だと思っております。


森雅幹:

 今の話で、シャトルバスで境港駅まで行って、そこでまたつかまえるという言い方は失礼なのですけれども、そこで鳥取県を一生懸命売っていく、そういったツアーを何とか軌道に乗せていただきたい、そういった思いであります。

 さっきもお話をしましたけれども、大山も写真スポットがいっぱいあって、江府町などは町独自に大山の写真スポットなどというチラシみたいなのをつくって配っていますが、大山全体でみたいなものをやはりつくって、江府町、それぞれの町だけに任すのではなくて、やはり全体としてこことこことここがいいのではないかみたいな形を、全部を載せるとまたちょっとぼけてしまいますので、やはり選んでやっていくというのは山陰インバウンド機構の仕事かなとかと思ったりするのです。
また一方では、先ほど知事のほうからお話がありましたけれども、新たな展望所みたいなところをつくっていくということが必要だと思いますので、ぜひ取り組みをお願いをしたいというふうに思います。

 それでは、負担金の話にしたいと思います。

 私も境港管理組合の議員ということで、境港管理組合の議会の中でも実はこの発言をしたところです。
そこでは、私は境港管理組合の議会の中では正式な発言としてしたわけで、そこで答えは要らないよということで、後で話し合ってほしいという、そういった発言をしたのですが、すぐさま知事が発言をされて、規約ではこうなっていますというようなことでぱんと張って、そこで切れてしまいました。
よくよく考えてみれば、境港管理組合という場で議論することではなくて、まず鳥取県側の中でやはりこれは議論することだなということを考え直しまして、きょうの質問に至っております。

 そこで、先ほどからの話で、島根、鳥取ほとんど一緒ですと。
仮に、それでは私もそこまで一緒だということにします。
鳥取、島根、両方一緒ですと。
今回の新たな客船ターミナルをつくるに至った背景は、クルーズ船がどんどんどんどん入ってくるようになったと。
今までこんなことは考えたこともなかった。
昭和33年に鳥取と島根と一緒になって境港管理組合をつくろうといったときに、クルーズ船がどんどん入ってきて、あるいは外国人が入ってきて、観光客がそこからおりてくるなどということを夢にも思っていなかったときにつくった規約であります。

 そういった中にあって、現状は属地主義という形で、工事を含むものは全て属地で10割というふうに、きょう皆さんのところには資料をお配りしておりますが、境港管理組合規約第17条、この中で分賦金ということが規定をされていまして、第2項第1号の中で、工事に要する費用は工事箇所の属する県が10割だと、これが属地主義のことであります。
そこで、その同じく17条第3項に、事業の性質上、前項の規定による負担割合によりがたい場合には、鳥取、島根両県知事が協議して分賦金の負担割合を定めるものとするということで、先ほど知事が答弁をされました観光事業のソフト事業については双方が半々で負担をしていると、こういったお話だろうと思います。

 そこで、いわゆる今回の客船ターミナルといったものをつくるに当たって、現状では、この17条2項第1号で工事箇所に属する県が10割ということで、先ほどお話をいたしました全部で93億円がかかって、そのうちの43億円は国の負担なのですけれども、50億円は丸々鳥取県と、こういうことになっているのがこの規約であります。

 そこで、私は今回やはり話し合う必要があるのではないかと。
今から鳥取、島根で両方とも全部半々だよというようなことになるならないにかかわらず、1割でも、ああ、やはり島根県も物すごくこれによってプラスがありますねと、鳥取県の側でこうやって客船ターミナルをつくっていただければ来年50隻、再来年は100隻になりますね、もっともっと島根県にもたくさんお客さんが来ますよね、それが全部丸々鳥取県だけの負担でいいのでしょうかねといった話をやはり島根県とするべきではないでしょうか。
やはり県民に対しても、島根県には全然行っていません、鳥取県だけですから50億円払いますというのだったら、それは当然ですねという話になるのですけれども、実態としては今でもまだまだ島根県に行っているというふうに私は思っていまして、その意味からすれば、話し合いはやはりするべきではないかと思うのですが、知事、いかがでしょうか。


平井知事:(登壇)

 森議員から重ねてお尋ねがございました。

 この種の話は、いろいろと両県をまたぐ問題で数多くがあるものでございます。
せっかく重ねてのお尋ねもありましたので、また先方のほうにきょうの議論も伝えさせていただき、そうした観点での再整理があるかどうか、打診はかけるということかなと思いながら伺っておりました。

 ただ、これは地方自治法の原則というのはやはりあるわけでありまして、例えば道路にしてもそうであります。
米子と安来とを結ぶ国道9号があって、真ん中に県境というドライブインがあります。
あそこのあたりを通るいろんな道路なり交通なりがありますけれども、島根、鳥取両県入り乱れて使っているわけであります。
そういうことで、利用者主義でいった場合、それはどちらが負担するのか、あの周りの県道や市道も含めてもう一度割り直してというのは一つの筋道かもしれませんけれども、現実には、それぞれの地域に立地する公共施設については、これはそれぞれの地域が負担するというのがやはり自治法の考え方の根本にありまして、それでよりがたい場合にいろいろと議論するというようなことだろうと思います。

 今回も、そうした意味で属地主義というのが完全に否定される概念でもないだろうということは御理解をいただきたいと思います。
ただ、大切なのは、新しい時代を見据えたときに、結局インバウンド観光などになりますと、一つの狭域的な狭い地域だけで解決できなくなってくるわけでありまして、広域的にみんなで協力しなくてはいけない。
そこには負担のあり方として、従来の、どうせここの町内会しか回らないからというようなことではない、もうもっともっと自由に回り回っていくという時代を見据えたようなことを考えなければいけません。
それがプロモーションのやり方であったり今回のDMOであったり、場合によってはハードにかかわるようなことも出てくるかもしれません。
そういう意味で、従来のようなやり方が通用しなくなってきている時期にも入ってきているのかなと思います。
地方自治のあり方の根本にかかわるような議論を御提起いただいたわけでありまして、中長期的にさまざまな観点で勉強していかなくてはいけないところだろうと思います。

 いずれにいたしましても、こういうような議論があって、要は島根にお客さんを送らないという、そういう狭い見識の議論では多分ないのだろうと思うのです。
ただ、どうやったらもっともっとパイをふやしていけるかという意味で、いいものをつくろうとかいいことをやろうと思えばお金もかかりますから、そうしたところの負担関係について従来よりも柔軟に考えていきましょうという議論はあり得るかなと思いますので、きょうのお話も先方に誠実にお伝えをさせていただきたいと思います。


森雅幹:

 私のきょうの質問の目的は達したなというふうに思っているのですけれども、やはりこれまで属地主義という形で、鳥取県側が100%負担をするということでこのことはずっと流れてきました。
こういったことを新たに話を持ち出すというのは非常に難しいことだなと、お互いに外交関係ですので難しいことだなと思いますが、やはりそこが、例えば今回、議会の中でうるさい議員がおって、これはどうなのだというようなことを言っているのだというようなことを使っていただければいいのではないのかなと思うのです。
やはり県民の声、議会の声ということで、こういった形で一部事務組合の中でのこの負担金の割合について異論が出ているのだといったことを伝えていただいて、結果的にどうなるかは交渉事ですのでそれはそれでいいと思うのですけれども、そういった声があっているということをぜひ向こうに伝えて、若干なりとも進展がある、あるいは違う形でその影響が出てくると、いい影響が出てくるというようなことを私は期待したいと思います。